こんにちは。今年から提携の始まったラスベガスにあるUniversity Medical Center of
Southern Nevada (UMC)で4月と5月に実習をしているザトとホナです。
ラスベガスと言うとカジノが有名ですが、車で少し行くとアウトドアに適した無数の国立公園に囲まれていて比較的物価も安く暮らしやすい所です。(いつか国立公園の紹介もできればと思っております。)
さて自分たちが実習をしているUMCとはどの様な所か?と言うと、ネバダ州で唯一のLevel1 Trauma
Center(最重症の外傷患者病院)を備えた救急病院です。外傷患者の8割の方が搬送の過程で空路を使用すると言われております。(東京には3次救急の病院が23個くらいあるのに、日本の全面積の76%のサイズのネバダ州に一つしかLevel1 Trauma Centerが無い事を考慮すると8割の方が空路を使用するのも納得ですね。)
またUMCは非営利の公立病院で、保険に入る事ができず病気が悪化した人が最終的に担ぎ込まれてくる病院であり、担ぎ込まれてくる方の殆どに所見が認められ、日本とのギャップに驚かされます。ここではどのような症状が見られると聞かれたときに”Nothing”と答えて正解になる事はまず無いので日々鍛えられておりますJ
UMCでのローテーションですが
ザト:4月:ER 4月末:外傷外科 5月:ICU
ホナ:4月:ICU 4月末:外傷外科 5月:ER の予定です。
所で自分達はUMCのPulmonary ICUの教授で毎年”Top
Doctors”に選ばれている重光先生のゲスト&交換留学の学生としてUMCに居ります。重光先生は病院でKingと呼ばれるくらい人気の先生で、ラスベガス到着初日には先生が表彰される場面も目撃しました。(左から2番目の方が重光先生です)
こちらは土地柄か先生方が皆さんとてもフランクで、一度会っただけの自分にもHi there!!とハグをして下さったり、お昼にとても美味しいカフェテリアにGrab(連れて行く事)して奢って下さったり、色々質問や解説をして下さり、毎日数えきれない笑顔に囲まれて大変充実しております。(詳しい実習の内容は後ほどお伝えします)
ドクターズラウンジ(スターバックもフリーです)
詳しい実習の内容は後ほどお伝えしますが、こちらではカルテを残すのに大変便利なシステムが有ります。1つ目はマイクに話し(Siriの様に機械が自動で音声を文字にしてくれるM*Modalというシステムで)2つ目は、タイプ専門の人に電話し、話したことをカルテにしてもらうシステムです。(下はM*Modalのマイクです。)アメリカほど詳細なカルテが必要とされていない日本のドクターは、果たしてこのシステムを必要とするか微妙ですが、驚くべき精度でした。
美味しい食事の魅力に負けずに体型を保ったまま後6週楽しみたいです。アップデートをお待ち頂けたら幸いです。
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