2016年6月28日火曜日

Sleep Disorders Medicine Beth Israel Deaconess Medical Center

昨日無事に帰国しました、M.Iです。
今回は先月5月に回っていたBeth Israel Deaconess Medical CenterのSleep Medicineについて書こうと思います。
今月回っていたBoston Children's Hospitalの新生児科とは全く異なるローテーションでした
Sleep medicineで実習することになった後輩の皆さんに伝えたいことは、とにかく自由な時間が沢山あるということです。
実習は基本的にフェローの先生について外来見学が中心ですが、外来が午前中だけで終わる日もあり、そういった日の午後はreading timeという名の自由時間となります。
外来見学では睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、ムズムズ足症候群、シフトワーカーの概日リズム障害などの症例を見ることができました。
外来見学以外には郊外の睡眠時無呼吸症候群専門の歯科医師のクリニックに見学に行ったり、夜間ポリソムノグラフィーを見学したりするユニークな機会もありました。

この実習のよかった点
睡眠障害というユニークな分野を学べたこと
外来での先生方のコミュニケーションを数多く見学できたこと
自由な時間が沢山あったこと

(もし自分で問診やプレゼンをする機会があればより面白かったなと思います。)

その他
白衣着用だが貸し出しがないため自分で用意する
ロッカーはない
ミーティングは水曜日の午後
先生たちは優しい

5月は時間を自由に使えたため、ボストンで研究されている先生のラボを見学させていただいたり、先生方の食事会に参加させていただいたりしました。
研究の内容や留学のことなど貴重なお話を沢山伺うことができて面白かったです。

2016年6月23日木曜日

Boston Children's Hospital NICU

はじめまして、M.I です。

6月はBoston Children's Hospital のNICUで実習しています。
将来BCHのNICUを回る後輩の参考になれば嬉しいなと思って実習のことを詳しく書きます。

朝5時起き、6時登校、20時帰宅の生活です。
帰宅時間はやることが早く終われば18時には帰れますが、
私の場合は全然終わらず、毎日20時になっていました。

6時-7時 担当患者さんのシステムごとの(呼吸、循環、栄養など)24時間のできごとを把握、朝回診用プレゼン準備
7時-8時 ナースプラクティショナーのサインアウトに参加
8時-11時 NICU朝回診 ここで24時間の出来事と自分なりのアセスメント・プランを発表
11時-12時  何かしらのレクチャー(Brigham and women's Hospital)
12時- 13時 何かしらのレクチャー(Boston Children's Hospital)
13時-14時  何かしらのレクチャー( Beth Israel Deaconess Medical Center)
14時-16時  レクチャーまたは自由時間、処置見学、オペ見学、カルテを書く
16時-16時半 Attending のサインアウトに参加
17時-18時 Fellow のサインアウトに参加
18時-20時 カルテを書く、翌日のミニトーク等の調べもの

この他にも新生児フォローアップクリニック、呼吸器内科のクリニック、新生児蘇生練習などいろいろな機会があります。
学生がすることは、朝回診発表、3分ミニトーク、20分症例発表+関連トピック発表、カルテをWordで作成し添削してもらう、クリニックやレクチャーに参加する、オペを最低1件見学することです。

実習の良かった点
・朝回診発表、ミニトーク、20分トピックプレゼン、カルテのフィードバックをもらえる
・先生たちが非常に優しくて教育的
・レクチャーが沢山ある
・Fellow, Attending, ナースプラクティショナー、ナースなど多職種の人たちとコミュニケーションをとりつつ患者さんを把握する
・他の科を回っている学生と一緒のレクチャーや症例ディスカッションがあり、ハーバード生や留学生と友達になれる
・○○について調べてきてねと言われ、翌日の回診中の空き時間で発表する機会がある

実習で大変だった点
・朝7時までに担当患者さん2人分の24時間の出来事を把握するのが体力的に大変だった
・一緒にNICUを回る学生がいなかった
・レクチャーが沢山あって昼間の時間帯にカルテを書き終えることが難しかった

その他
・オリエンテーションがとても親切なのでここでだいたいのことを教えてもらえる
・ロッカーあり
・基本的にクリニック以外は貸し出しのスクラブを着る、毎日洗濯に出せる
・レクチャーで昼食あり

最初は大変でしたが、本当に勉強になります。
みんな仲が良くて雰囲気も良いです。

BCHのNICUは毎月Attending とFellow が入れ替わるそうなので、
将来後輩が回るときはいろいろなことが違っているかもしれないです。

今度先月のSleep Medicine のことも書こうと思います。



2016年6月22日水曜日

新三大・イギリスが今アツい理由


はじめまして、しょーごと申します。


5月はアメリカのMassachusettes general hospital, Pediatric neurologyで
6月はイギリスのSt.James's university hospital, Oncologyで
実習をしております。


というわけで今イギリスに住んでいるわけですが
最近色々面白いことがイギリスで起きているので少しだけ報告します。


題して
日本人が知っておくべき
新三大・イギリスが今アツい理由















①EU離脱騒動

現地ではBrexitと言われています。"Britain"と"Exit”を掛け合わせた造語ですね。
今週の木曜にイギリスでEUを離脱するか否かの国民投票があり、今の新聞やニュースの報道はその話題で持ち切りです。






これに関しては現地では「まあ離脱はしないでしょ」みたいなスタンスの人が多いですし、私もEUに残るんじゃないかと思うんですが、とりあえず様子見です。

ちなみにポンドが安くなってくれるので私はすこしこの騒動に感謝しています(小声)









②EURO2016

現地の人はま~~~~~みんなサッカーをよく見ます。
しかもちょうどいいころにEUROという4年に一度の大会があるもんだからパブは毎日大盛り上がりです。

私も現地で仲良くなった海外の学生と連夜現地のパブでビールを飲みながら観戦を楽しんでいます。スロバキア人とスロバキアの試合を見たり、スペイン人とスペインの試合を見たり、ポーランド人とポー(ry

驚くべきは大学内に生徒会が運営するパブがあるという事でしょうか。



私が海外サッカーにはまっていたのは高校生のときで、きっかけは例によってウイイレ(サッカーのゲーム)だったわけですが、連夜の観戦のおかげで最近はその熱が戻ってきています。

偶然にも丁度帰国するころに決勝戦があります!これは何かの運命だ、ということで、
とりあえず最近のサッカー選手の名前を頑張って覚えているところです。
いや医学の勉強もしていますけどね!!!!!!!!!!!!!









③Solstice

要は夏至ですが、イギリスの夏至だと22時過ぎても明るいし5時になるともう明るいので、寝不足になります(EUROを見てるからでは決してありません。)

え、これだけ短い?だってタイトルのために無理矢理3つめを捻り出したんだもん


という訳で、全然暑くはないけれども色々とアツいイギリスで実習を頑張っています。




そもそもどうやってイギリスに来たのかや、実習の内容についてはまた投稿したいのですが、
ね、寝不足なので、、、、、そのうち、、、、、笑


2016年6月18日土曜日

Superintelligence




Hi I’m Taki.

This month, I am learning Diagnostic Radiology in Beth Israel Deaconess Medical Center.



I am now writing this in a student working space in Beth Israel Deaconess Medical Center, so please bear with my poor English.

Today, we had Radiology Grand Round in which Dr. Keith J. Dreyer, Vice Chairman of Radiology and Director of the Center for Clinical Data Science at Massachusetts General Hospital, told us a very interesting story about data science and artificial neural network.

He is now working hard to improve today’s medical technology by using data science and mechanical learning system or AI.


Now Massachusetts General Hospital is cooperating with NVIDIA, which is a computer technology company, known for announcing the creation of DGX-1, the world's first deep learning supercomputer, in applying the healthcare such as diagnosis or treatment based on artificial intelligence.


According to Dr. Dreyer, based on the huge amount of clinical data such as phenotypic, genetics and imaging data and enough “learning system”, the DGX-1 will process those data to give clinicians guidelines for medical decisions including the field of radiology.

The most impressive and also even “horrifying” thing for me about this project is that they mimic the medical educational system, in which there are learning materials, medical school and clinical practices. However, this thing is not for eliminating the doctors’ work and is even for enhancing their interpretations.


You can actually enjoy artificial neural network or intelligence in the links below!



NVIDIA, Massachusetts General Hospital Use Artificial Intelligence to Advance Radiology, Pathology, Genomics

http://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-massachusetts-general-hospital-use-artificial-intelligence-to-advance-radiology-pathology-genomics#sthash.YZyB4cCi.dpuf

2016年6月6日月曜日

思ひ出ぽろぽろ。~ドミトリーっていいよね~



ごぶさたしております。
ANU4・5月組のまのです。

帰ってきて早くも一週間が経ちました。日本は梅雨入りを迎え、より一層じめじめし始めていますが、オーストラリアのカサカサ気候を考えると天国のようです...お肌がうるおいます。


さて、今日はキャンベラでの寮生活についてご報告したいと思います(本邦初公開!!)

キャンベラでは寮に住んでいました。家賃が激安で$13/日でしたので、円高の追い風を受けて2ヶ月いても7万弱...恐ろしいほど安かったです。しかも病院から激近。徒歩2分でした。



寮の入り口。我が愛しのBuilding 5。
夜6時から朝6時までは入り口はロックがかかり、カードタッチしないと入れないようになっているのでセキュリティもバッチリです。

部屋は大体8畳くらいのお部屋が1人1つもらえます。
ベッド、棚、机、ヒーター、洗面台、クローゼットがついています。
シーツ・タオルなどのリネンも週に1回クリーニングして交換してもらうことができ、なかなか快適です。


       (http://tmduanu2015.blogspot.jp/2015/05/canberra.htmlより拝借)

キッチン、シャワー、トイレは共同で、他に談話室が各棟に1つあります。(ソファー付き)




                          (http://tmduanu2015.blogspot.jp/2015/05/canberra.htmlより拝借)

シャワーとトイレの写真は割愛させていただきますが、キッチンは上のような感じ。
一通りの調理器具は揃っているので特に困ることはないかと思います。食器もかなりたくさんあります。なぜかお箸もちゃんとありました。アジア人に優しいつくりです。

買ってきた食材は名前と部屋番号を書いて共同冷蔵庫へIN!ただしたまに食材泥棒が出るのでご注意下さい。私はお気に入りのクッキーアンドクリームのアイスが食べられていました。許すまじ。



さて、そんなわけで快適な寮で楽しいキャンベラライフを過ごしていたわけですが、学校から病院へ向かう道すがらに、我々がしょっちゅう生息していたもう1つの場所があります。



寮から徒歩1分の場所にあるBuilding 4はANU Medical Schoolの建物となっており、その1階が24時間週7日開放されている図書館になっています!

静かだし、綺麗だし、ということでなかなかお気に入りだったこちらのスペース。本を読むもよし、その日学んだことの復習をするもよし、非常に便利です。私は研究も少しかじらせていただいたので、最後の追い込み時期は半分おこもりしておりました。


市街地からは少し離れたキャンベラのANU医学部キャンパスですが、豊かな自然と快適な環境に囲まれ、とてものびのびと充実した生活をおくることが出来ました。

QOL高かった。



ANU 4・5月組
まの







Pain medicine @ MGH その1

初投稿です。Keigitoと申します。
ちなみにこのニックネームはスペイン語によるもので、名前 + -ito(-ita)で「~ちゃん」というニュアンス。面白くて気に入っています。笑

今週からは2つ目のローテーションであるRadiology (Brigham and women's hospital)が始まりました。怒涛のレクチャー・ブリガム学苑で知識がブラッシュアップされたところです。

私は5月にMassachusetts general hospital (MGH)Pain medicine4週間実習をしていましたので、その内容を報告します。

概要
Pain medicine(ペインクリニック)とはなんでしょうか。私もシラバスでこのelective course(選択科)を見たときは「緩和医療とは何が違うのかな?」と思いました。
 Pain medicineDepartment of Anesthesiaの一部門で、疼痛の緩和を目的として薬物療法のほか神経ブロック・トリガーポイント注射といった処置、理学療法を組み合わせた治療を行っています。緩和医療は癌などによる疼痛を含めた様々な症状を和らげる目的としているのに対し、ペインクリニックはもっぱら疼痛を扱っています。扱う疾患としては、1か月間の実習では脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアといった整形外科疾患、頭痛、三叉神経痛、多発筋痛症、複合性局所疼痛症候群などを目にしました。術後の急性疼痛への介入も行っています。
 モルヒネなどの医療麻薬も使いますが、脊柱管狭窄症などの神経障害性疼痛には効きにくいとされていることと、依存形成の問題もあり、外来ではなるべく処方を避けるか短期間の処方にとどめ、どうしても長期間必要そうな場合は薬剤をローテーションしていました。一方で術後の疼痛に対しては、日本と比較して医療麻薬がよく使われている印象でした。

実習内容
私は4週間のうち3週間を外来、1週間をAcute pain service(院内コンサル)で過ごしました。
まず外来ですが、チームが2~3個あり、それぞれAttending 1名、Fellow 1-2名、Resident 0-1名の構成で、プライマリケア医などから紹介されてくる患者さんの診察や、再診患者さんのフォローアップにあたっています。私のやっていたこととしては、毎日いずれかのチームに所属し、新患・再診合わせて毎日15-20名の患者さんの診察に立ち会いました。外来はまずFellowResidentが患者さんへのファーストタッチを行い、報告を受けたAttendingが患者さんと治療方針を確認するという流れでした。新患が来た時には、私も参加して予診聴取・身体診察・Attendingへの報告を行いました。こういったことは大学の派遣前トレーニングで練習していたので、最初はドキドキだったものの、ある程度自信を持って(取り繕って?)患者さんと接することができました。
外来は8時から始まり、昼の休憩時間をはさんで17時前まで予約枠があるので、実習時間もそれに合わせたスケジュールです。合間の時間には上級医への質問やカルテの確認をしていました。朝や昼間にはResident向けの麻酔科レクチャーに参加する機会がありました。最終週には、Pain medicineに関して興味を持ったトピックを一つ選んでスタッフの先生方の前で発表を行い、フィードバックを頂きました。

外来
8:00
外来開始
12:00
休憩
13:00
午後外来
17:00-18:00
終了


Acute Pain Serviceは、各科のコンサルテーションを受けて入院患者さんの術後の急性疼痛などに介入を行っているチームです。こちらでは患者さんを直接は担当しませんでしたが、Attendingについて毎日朝の回診を行い、入院患者さんの疼痛の状態を確認しました。新規のコンサルトを受けた時にはそれに同行しました。Attendingから麻薬などについてのミニテクチャーもありました。

Acute Pain Service
8:00
当直医からの引き継ぎ
8:30
回診
11:00
回診後の報告、新規のコンサルト、カルテチェックなど
16:00
終了


ほかにPain medicineからコンサルテーションを受けている精神科の先生の外来を見学する機会もありました。疼痛緩和に使われる精神病薬の調整や薬物依存への対処、患者の精神科的問題への介入の様子を見学しました。枠が少ないこともあり、この外来の見学は4週間を通して2回だけでしたが、大変印象深いものとなりました。

ここまで実習の概要を書いてきました。見返すと文字ばかりになってしまいました、見づらいですね…。
記事をもう一つくらい使って、実習で感じたこと、ここで実習をして良かった点などを書いていきます。(つづく)

文責 Keigito


pain medicineも入っているWang ambulatory care centerの外観。
すぐ後ろに
Ether domeがあります。
Bulfinch Building
この中央最上階の部分が、世界で初めて吸入麻酔下手術の公開実験に成功したEther domeです。
平日の使用されていない時間帯は公開されており、不定期のツアーで訪れることもできます。
ちなみに医科歯科の建物にはその手術を描いたレリーフがあります。

Ether dome内部。
かかっている絵画は歴史的麻酔を再現したもの。








2016年6月5日日曜日

ゆーえすえむえるいー

今回は特集(番外編)ということでUSMLE STEP1について書きたいと思います。
興味の有る方はどうぞー  (応募には必要ありません)

2016年6月4日土曜日

赤い蝶ネクタイ


 度々連投すみません。もはや自分のブログ書きなよと思ってしまったあなたは、本記事を飛ばして他のより参考になります投稿を御覧ください笑。一応後輩に残すためという大義名分のもと自分が書きたいことを、オンコールにて次に呼び出しがかかるまで徒然なるままに書きます。

毎年写真撮影場所となるGordon Hall前の広場にて。
ここではアップできないくらい良い写真を学生一同たくさん撮影しました
 今回は前回、前々回引き続き、1ヶ月目の実習についてです。 

そして、ハーバードの学生に(なった気分)

 先月は一緒に回っていたクリシュナに、普段使っているキャンパスとその周辺を案内してもらいました!
 というわけで、今回はハーバードの学生をちょっぴり体験!

実習の予習復習は医学部図書館でごゆっくり。イスが超快適。
ただ、「今寝ると夢が見れる。今勉強すると夢が叶う」で有名な終日営業の図書館は残念ながら入れませんでした泣

Everything, please!


 お久しぶりです!出発前にブログを書いてから、更新が滞っておりました。他の大学に留学した友人にブログ楽しみにしてるね、と言ったのに、自分ができていなかったということで反省も込めて何個か連投します笑(といいつつも、花金の夜にオンコール=夜勤というとても幸せな理由もありますw)

 先週でちょうど1ヶ月、Brigham and Women’s hospitalのNephrology division (腎臓内科)での実習が終わりました。まさしくTime flies.で、あっという間にこの留学もはや折り返し地点に来てしまいました!!でも何とか生き延びております!笑

 これまであまりHMS (Harvard Medical School)に関する情報が無かったので、まずそちらから。 

ボストン湾に注ぐCharles川。 Harvard collegeやMITは川の向かって左手、HMSや病院群は右手にあります

2016年6月1日水曜日

もうすぐ梅雨ですが(ちょっとまじめな)実習報告その3を...


ご無沙汰しております。
ANU派遣学生4・5月組のまのです。

日本に帰国して約5日、やっと気候にも慣れてきて、学外の病院で楽しく実習させていただいています。少し遅くなりましたが、2クール目に回らせていただいた小児外科の実習報告をさせていただきたいと思います!

私は、426日から520日までの4週間、Canberra Hospitalにある小児外科(Pediatric Surgery)で臨床実習をさせていただきました。日本では独立した教室として扱われることがまだめずらしい小児外科で、実際のオペに入らせていただきながら多くのことを学ぶことが出来ました。東京医科歯科大学にも新設されるということで、大変楽しみです。

一週間のスケジュール
以下の第1〜4週を一ヶ月の中で一週ずつローテーションしていく。


実習内容
1: Ward Round (WR)
 毎朝、小児外科の受け持ち患者全員分の回診を行う。学生は、温度板(バイタルを記載した表)のチェックと報告が仕事であり、先生が患者さんや家族と相談した内容をカルテへ記載することがもとめられることもある。(カルテは紙カルテ)
2:手術
 半日で4件程度、終日手術日の場合は一日8件程度の手術が行われる。学生は手洗いをして術野に入ることも出来、先生方の解説を受けながら手術を見学することが出来る。
3:外来見学
 週に一回、半日外来見学をする。主に術後フォローがメイン。
4:研究(強制ではない)
 Croaker教授のご厚意で研究に参加させていただいた。Hypospadiasについての臨床研究のメンバーに加えて頂き、データの収集、ソート、統計的処理などを行った。







全体の感想としては、
とにかく朝が早かった......。

ですが、かわいい子どもたちに癒され、優しい先生方に囲まれ、毎日とても充実した実習を行うことが出来ました。短い期間でしたがチームの一員として扱って頂き、今まで深く学ぶことの出来なかった小児外科についてじっくりと学ぶ期間を持てた事はとても幸せで実りあることだったと実感しています。朝が早いというハンデは寮の近さでカバー出来ると思うので、外科志望の方や子供が好きな方、研究に興味がある方はオススメな科だと思います。日本ではなかなか学べないレアな科です!


4・5月組
まの