こんばんは!ラスベガスは相変わらず雲一つ有りません。
ラスベガスはカジノのイメージが強いと思いますが、現地の学生・レジデントはカジノには行った事も無い人も多く、平日は12時間以上の仕事&勉強、少ない休日は睡眠・大自然での運動ととても健康的な生活をしているようです。
さて実習も2週間経ち勝手も分かってきました。実習の内容としては
①East Day(Medical ERと精神病)6
a.m.-6 p.m.
②West Day(Medical ERと産婦人科)6
a.m.-6 p.m.
③Trauma Day(いわゆる外傷外科) 7
a.m.-7 p.m.
④Peds EM(小児救急科・別名ピーズ)6 a.m.-6 p.m.
⑤Fast Track Day (トリアージ)6 a.m.-6 p.m.
⑥Conference(クルズス、症例報告)毎週水曜日8 a.m.-1 p.m.
の6つのコマのどれかをこなす感じで、基本的に12時間の体力勝負です。全く時間の読めないバスで30分以上かけて通学している為、毎朝は基本的に4時起きで、平日は帰ったらすぐにベッドに飛び込む生活です。
朝はまだこちらも肌寒く、5時にバスを待っている時や、薄明りのなかUMCに向かう時は鳥肌が立ちます。
UMCでは患者の重症度をトリアージナースが1(最重症)~5(軽症)と分類しており、1~3の患者が重症扱いでERに送られ、4,5の患者がFast Trackへと送られ再度トリアージがなされる感じです。トリアージナースの方は一日の100人以上を振り分けるので年間数万人の患者を診るそうです。
①②のEast & West Dayではメジャーな病気からCystic FibrosisやAngioedemaの様なマイナーな患者まで様々な患者さんを診ます。手錠を付けた人、薬物中毒の人、極度の肥満の人、医療費を払えず重症になって運ばれてきた人など文化的・経済的背景を感じます。
また③のTrauma DayではGun shotや交通事故などを診ます。ネバダで事故が起こるとUMCに担ぎ込まれて来るため、翌日のニュースに患者が登場する事も多々有ります。また大統領やVIPの方がラスベガスを訪れると、UMCにシークレットサービス(ボディーガードの事)の人が無線機を持ってきていざという時に迅速に準備できるようにスタンバイがなされます。
⑥のクルズス・カンファレンスですが、なんとベーグルを食べながら有ります!!サワークリームが美味しい!
またドクターズラウンジにはスタバのフリードリッパーが有ります。医科歯科にも欲しいですね!!
このような実習を何とかやり過ごすと週末に辿りつけます。
週末はシルクデュソレイユのシアターを見たり、街をブラブラしたり、国立公園に行ったりして回復に努めております。国立公園は余りにも雄大で着いたと思っても、一周するのに3時間以上かかったり、トレッキングコースが片道10時間で途中で気づいたら戻るのが大変になっていたりとハプニング続きですが、地球のパワーを受け取り翌週の実習もやる気になれます。
ラスベガスの街
ドライブ!いざデスバレーへ!GPS代わりの携帯がトレッキングしている間に車の中で温度でやられ、大ピンチに陥りました笑
デスバレー!!
あと6週頑張りたいです!!
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