2016年6月23日木曜日

Boston Children's Hospital NICU

はじめまして、M.I です。

6月はBoston Children's Hospital のNICUで実習しています。
将来BCHのNICUを回る後輩の参考になれば嬉しいなと思って実習のことを詳しく書きます。

朝5時起き、6時登校、20時帰宅の生活です。
帰宅時間はやることが早く終われば18時には帰れますが、
私の場合は全然終わらず、毎日20時になっていました。

6時-7時 担当患者さんのシステムごとの(呼吸、循環、栄養など)24時間のできごとを把握、朝回診用プレゼン準備
7時-8時 ナースプラクティショナーのサインアウトに参加
8時-11時 NICU朝回診 ここで24時間の出来事と自分なりのアセスメント・プランを発表
11時-12時  何かしらのレクチャー(Brigham and women's Hospital)
12時- 13時 何かしらのレクチャー(Boston Children's Hospital)
13時-14時  何かしらのレクチャー( Beth Israel Deaconess Medical Center)
14時-16時  レクチャーまたは自由時間、処置見学、オペ見学、カルテを書く
16時-16時半 Attending のサインアウトに参加
17時-18時 Fellow のサインアウトに参加
18時-20時 カルテを書く、翌日のミニトーク等の調べもの

この他にも新生児フォローアップクリニック、呼吸器内科のクリニック、新生児蘇生練習などいろいろな機会があります。
学生がすることは、朝回診発表、3分ミニトーク、20分症例発表+関連トピック発表、カルテをWordで作成し添削してもらう、クリニックやレクチャーに参加する、オペを最低1件見学することです。

実習の良かった点
・朝回診発表、ミニトーク、20分トピックプレゼン、カルテのフィードバックをもらえる
・先生たちが非常に優しくて教育的
・レクチャーが沢山ある
・Fellow, Attending, ナースプラクティショナー、ナースなど多職種の人たちとコミュニケーションをとりつつ患者さんを把握する
・他の科を回っている学生と一緒のレクチャーや症例ディスカッションがあり、ハーバード生や留学生と友達になれる
・○○について調べてきてねと言われ、翌日の回診中の空き時間で発表する機会がある

実習で大変だった点
・朝7時までに担当患者さん2人分の24時間の出来事を把握するのが体力的に大変だった
・一緒にNICUを回る学生がいなかった
・レクチャーが沢山あって昼間の時間帯にカルテを書き終えることが難しかった

その他
・オリエンテーションがとても親切なのでここでだいたいのことを教えてもらえる
・ロッカーあり
・基本的にクリニック以外は貸し出しのスクラブを着る、毎日洗濯に出せる
・レクチャーで昼食あり

最初は大変でしたが、本当に勉強になります。
みんな仲が良くて雰囲気も良いです。

BCHのNICUは毎月Attending とFellow が入れ替わるそうなので、
将来後輩が回るときはいろいろなことが違っているかもしれないです。

今度先月のSleep Medicine のことも書こうと思います。



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